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Q プール水のpHの管理が必要なのはなぜ?

 プール水のpH値が高くなると、殺菌力の強い遊離残留塩素である次亜塩素酸が殺菌力の弱い次亜塩素酸イオンに変化し、

   塩素剤の効果が低下しますので、pH値はできるだけ低いほうが望ましいのですが、 酸性に傾くと配管類や循環ろ過装置の腐食が

   進行しやすくなります。従って、 pH値をできるだけ中性に維持することによって、効率的な浄化、消毒を行なうことができます。

 

 

 

Q 雨の日など、 プールを使用しない日も塩素剤の注入は必要?

 プール水は常時規定の遊離残留塩素によって管理する必要がありますが、

   時には水温の上昇、 雨天続きなどによって遊離残留塩素がなくなってしまうこともあります。

   このような場合、 1~2日で藻が発生することがあります。
 藻の発生を防ぐためには、遊離残留塩素を切らさないことが第一です。
 プール水の遊離残留塩素濃度を均一に保持して、有効な消毒効果を得るためには、塩素剤の連続注入方式の場合、

   使用しない休日や雨等のときも常に塩素剤を適量注入し、適切な遊離残留塩素濃度を保持しておく必要があります。

   また、連続注入方式以外の場合であっても同じような注意が必要です。

 

 

 

Q スーパークロリネーションとは?

  <定義>
   プール水中の汚れ(アンモニア等の窒素化合物や有機物)を高濃度の塩素で分解し、 不活性な無機物や窒素ガスに変える水質改善法。
  <方法>
   遊泳終了後、スーパークロリネーション剤又は塩素剤を溶解して散布し、 遊離残留塩素濃度を5~10mg/Lに上げる。

    ろ過機を一夜継続して運転 (アンモニアは1時間くらいで分解)。

参考: 日本曹達株式会社HPより

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